てげなんべ宮崎人の釣り録

９月１日(日)
早朝４時４０分、海岸横の駐車場で起床。
朝食を済ませ、身支度を整えてbenbenくんと共に浜に降りる。

釣り座は降り口からやや左側。
当然のことながら、浜には誰もいない。




前日の様子では、かなり近いところにキスの群れがいたので、27号のロッドを選択した。

暫く投げていたが、フォーラムメンバーのきゃおさん方が続々登場。

さらに釣遊さんから電話があり、約100m南にいるとのことである。

それならばと一度車に戻り、投げ竿から10フィートのジグロッドに変えて、釣遊さんらと合流。


到着すると、釣りをせず語っている。

まぁ、真剣に釣りをするととんでもない状況になる状態だったのでしていないだけなのだが。


因みに仕掛けを投げ込むと、波口で満点のキスがついてくる。

３本針なら３匹、５本針なら５匹と言った具合だ。


せめて、３色４色であたりがあるのなら分かるのだが、投げ釣りをする人にとっては面白くない。




あまりにも楽しくないので、遊んでみることにした。

仕掛けの天秤を外し、10本仕掛けを道糸に直結する。

一番先端の針を外し、シンカーを取り付ける。
いわゆる胴付仕掛けである。

この胴付仕掛けをどうやって投げ込むかというと、手で投げる。

頑張れば１色以上は投げれるが、そんな必要はない。ポイントは波口だからだ。


投げたあとにベールを戻し、巻き取ると直ぐにキスのあたりがダイレクトに伝わってくる。

あたりはピンギスでも良型のキスのあたりがある。


この胴付、かなり釣れた。

３連４連はは当たり前、最高８連まで。


でも捌くことを考えると、これ以上は釣れない。

同行者のbenbenくんはそんなに関係ないとばかりに、もくもくと釣っていたが……。




ふと顔をあげると凄まじい釣り人がいる。




この人数でこれだけ釣れているのだから、吹上浜の魚影の濃さに脱帽である。




昼も近くなり、帰りのことを考えるとそろそろ納竿しなきゃいけないのだが、benbenくんがやめない。

投げた数だけ釣れるのだから、楽しくてしょうがないのだろう。


でも、時間は昼も過ぎた。
もうそろそろじゃね？と提案し納竿することに。


すると悪意を持った(笑)親切心で釣遊さんときゃおさんが釣れたキスをbenbenくんにプレゼントしていた。


恐らく全部で200近くいっていたと思う。

因みに私の釣果は、かなりセーブしたつもりだったが、昨日の分と併せて75匹だった。


吹上浜のポテンシャルは凄まじい。