ナチュログ管理画面 海釣り・ソルトウォーター 海釣り・ソルトウォーター 九州・沖縄 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2020年12月28日

キスの棲みかは三間先

12月26日(土)
今回は、さすがにクリスマスに車中泊してまで釣りをすると、家族から殺されかねないので、釣行場所に日の出前の7時頃に着くよう、家をかなり朝早く出発した。
現地について、まだ暗い中、タックルを2セット準備する。
遠投用のサーフロッドと、遊び用のシーバスロッドの2本である。


どちらも餌を着けるだけの状態にして一服し、のんびりと釣りを開始する。
まず、手前(20m程度)から探ってみるが、当たりがない。
タックルを換え、3色付近(75m)に投げ込みリーリングを初めてすぐに竿をひったくる魚信がある。
ラインを送り込みつつ、一呼吸待って回収するとこの場所のアベレージサイズ21cmの良型キス。
再度同じ所に投げ込むと、再度竿をひったくる魚信。今度は25cm。
今回の釣行は、冷凍庫にキープキスが大量に在るため、30匹程度あれば十分である。


しばらく釣れ続け、ふと左を見るとおじいちゃんおばあちゃんに連れられた、小学生のかわいい女の子が、投げサビキ仕掛けで鯵を狙っていた。
たまに20cm弱の鯵が釣れている様だが、中々思うように釣れていない様子。
なので、釣れたばかりのシロギスを10匹程度プレゼントした。
鰺のフライと天ぷらができると喜んでおられて、お返しにと熱々の缶コーヒーをいただいた。心身ともに温まった。
9時過ぎ頃だったか、millご夫妻が参戦された。
釣れ具合は変わらず単発多めの、たまに2連3連といった具合。
サイズはアベレージ18cm~22cmのいかにも落ギスサイズ。
遠投してみるかと投げ竿を準備し、4色~5色付近を探ってみると、4色(100m)と2色(50m)付近にキスの群れがいるようで、頻繁に魚心があるが、中々針掛かりせずに、たまに空針もある。
ものは試しと方向を変えて投げ込むと、3色付近にかすかな魚心があった。
millさんらとおしゃべりしながら、スローで回収すると、すべて20cmオーバーの良型5連。
この時点でキープが30匹を超えたので、納竿することにした。


後は帰るだけのはずが・・・。






釣り場である情報を仕入れた。
「ここじゃなくて○○で鯵がたくさん釣れているよ。昨日も400~500は釣れていた。キスも足元で3年ギスが面白いように釣れるよ」
どうせ帰るだけだし、かなり遠回りになってしまうのだが、millさんや小学生女の子のアングラーに別れを告げ、ものは試しにいってみることにした。

向かっている途中に、キス神「K」氏から着信があり、納竿していることを伝えると「今そちらに向かっている。なぜ納竿?」とちょっぴりご立腹。
それならば、噂の場所で合流しようと情報交換し、現地についた。






現地には、サビキ釣りで鯵を釣ってる人が2名と地元の方と思われる方7人~8人がしゃべっていた。
その中には、情報をいただいた方もいて、釣り方を詳しくレクチャーしてくれた。
「ポイントは岸壁から5m~6mで、引き釣りしてもキスは食いつかない。投げてラインを張ったら、1分待つと釣れる」らしい。




シーパスロッドに3本仕掛けでいわれた通りにしてみると、いわれた通りに3本針に20cm以上3連が釣れている。
少しだけ遠目に投げ込んでゆっくりリーリングすると、何故かあたらない。
置き竿にすると、必ずキスが着いている。
その原因は分からないが、キスの引きを感じるのは回収する時だけなので、非常につまらない。
しかも諸所の事情により、シーバスロッドでもアンダースローでしか投げられず、しっかりと竿が振れるのは、全長1m弱の穴釣りロッドだけと思われる。

キスは面白くないので、鯵釣りするために、近くの釣具屋さんで、さびき仕掛けと下かご、アミえびを購入してきた。
丁度、キス神「K」氏もさびき仕掛けと下かご、パン粉を背負ってご到着。
K婦人と2人で鯵釣りする。
まぁ、釣れます。空針ありません。サイズは20cm弱の豆鯵ですが、楽しいです。
自分の鰺のキープ分30匹は即効で釣り終わり、K氏のバケツに投げ込みます。
K氏はというと、通常の投げ竿(25-405)に12号の錘を着けてキス釣りしようとしています。
釣り方をレクチャーし釣り開始。
良型キスが釣れています。釣っているではなく釣れています。


私も今度はキス釣り開始です。釣れた鱚はすべて「K」氏のクーラーに投げ込んでいます。
この釣り、面白くありません。
釣った感覚が全くありません。
針にかかっている魚を回収するだけの漁の様な釣りです。

そこへ、millさんご夫婦が参戦されました。
mill奥様が、K奥様から豆鯵を貰おうとされてましたが、釣った方が面白いよと教えると、それからずーっと鯵釣りしています。
この釣りを遠目でみていたご主人も、鯵釣りに参戦され、結局二人で恐ろしい量の豆鯵をつり上げたと思います。


この状況で、キス釣りしているのは「K」氏のみ。
「K」氏の釣りは、「ラインが弛んだら釣れている証拠」らしい。
でも、面白くないようで・・・。




地元の方曰く、このポイントは例年、キスがこんなに釣れることはなかったとのこと。
ここに釣りにくる釣り人のマナーが悪く、ほとほと困っているらしい。
この場所で、竿を振れないのもその理由です。
ちなみに、キスのいるポイントは2カ所あり、岸壁から三間の距離に在る3畳分のスペースに投げ込まないと釣れません。
他の場所でも釣れ無くもないとは思いますが、竿がアンダーでしか投げられない上に、50cmの幅の隙間に仕掛けを落とすテクニックが必要です。


この日のキス釣果

35匹最大25cm最小18cm

鯵釣果

32匹(12cm~17cm)




当初昼までの予定だったのに、思わぬ所で夕方になってしまったので、出水市のお菓子やさん「タンプルタン」まで足を延ばして、家族へのお土産を購入しました。



このお土産で、年内にもう1回は釣りできるかなぁ?
無理だろうなぁ?



追記
豆アジは根性で全て皮を剥ぎ、3枚に下ろしました。
その後、塩で30分程締めた後、米酢と砂糖、塩少量で酢締めして、アジ寿司になりました。
すいません。写真ありません。  

Posted by ひむかのQハンター at 11:39Comments(4)キス釣り