5月10日(土)
毎年「夏も近づく八十八夜~・・・」のこの時期には、季節ものとなるある「魚」を釣っている。
でもね、やっぱりキスも釣りたいんだよ。
これまで、近郊の宮崎港や内海港の他、県北の延岡新港、遠出して大隅半島、片道三時間超の南薩摩等、様々なところに行ってきた。
今回行ってきたのは、この山が見えるところ。
天気予報では大雨が降り続く南九州だが、朝方には雨が上がるとでている。
現地に行く途中にオールナイト営業の釣具店で岩ゴカイを購入し、日付が変わる頃、港近くに到着し就寝。
翌朝、4時半に起床するとまだ雨が降り続いている。 天気予報外れたか?
仕方なく雨具を着てタックル一式と秘密兵器を準備して釣り場へ
1.5号の磯竿で口切れ防止の1.2mmの極細クッションゴムを着け市販品を一部改造した特製10本針仕掛けで狙う。
一番最初に撒き餌をして仕掛けを落とすと……。
アタリが来ない。
あれ?
しばらくして、やっとアタリがきたー と思ったら、
金魚(ネンブツダイ)8連。
少し場所移動して、再度仕掛けを落とすと、
落としたとたんにブルブルと魚信ある。
また金魚かとすぐに仕掛けをあげると、ついに来ました豆々アジ5連。
それから爆釣
爆釣
爆釣
金魚を釣らない方法も何となくわかってきて、クーラーボックスの蓋を閉じる暇がない。
竿は2本あるが、
2本なんて使っていたら金魚祭りになるし、第一間に合わない。
撒き餌は1/8角のアミエビのみだが、ほんの少しで爆釣。
結局、10Lのクーラーボックスは蓋を開けっ放しにして、蓋を壁代わりにポンポン投げる状態になった。
ここで試してみたい秘密兵器登場。
アマゾンでぽちった四手網。
因みに何もせずに落としてみると……。
予想はしていたが、重くて上がらない。
たぶん重いだろうなと網の下側に1cmくらいの大きめの穴を無数に開けていたがそれでもクソ重い。
あげることはできるが、一気に上げないと魚が逃げてしまう。
結局、一度も試すことなく網は片付けて、無難に釣り再開。
釣り開始から3時間。
さすがに疲れてきた。
しばらくして、表層でサバが群れてきて仕掛けにサバが連で掛かりはじめた。
元々豆アジに特化した仕掛けのためモトスは極細の0.8号。 あっ、と思った瞬間プッツン。
もう十分釣れたので、豆豆アジ釣りは終了。
次はキス釣りだ。
豆アジ釣っていたところは、風裏になるのかほぼ無風だったが、キス釣りポイントに着くと南西の強風で右斜め前からの向かい風。
別の場所に移動しても風が強く、海も荒れている。
この風なら錦江湾側なら投げれるかもと、知林ヶ島近くの海岸に移動する。
先ずは、魚見漁港内側の砂浜から投げてみると、4色あたりで微弱なキスの魚信あり。
追い喰いさせて回収すると、ちびっこキス3連。
少し移動して2連、更に移動して2連、単発、3連と釣れ続くもサイズが小さすぎる。
漁港外側はアタリがない。
漁港の中の突堤から投げようとしたが、向かい風で投げにくく断念。
近くの砂浜で投げてみる。
丁度、干潮の時間で沖合の消波ブロックまで歩いて渡れたため、消波ブロックに渡って探ってみる。
2色あたりに駆け上がりを見つけ、暫し待つ。
サビキ始めた途端に強めにバチンと当たりあり、その後反応が無くなった。
回収すると、7本針が5本針に減少。
犯人は予想できたが、念のためとそのままの仕掛けで再度投げ込む。
同じ距離で再度当たりあり。
今回はゆっくりサビいてみる。
1色までサビいて回収すると、見事に針がない。
フグの遊園地か?
何か嫌になり、お土産は釣っているので納竿です。
本日の釣果
4.8kg
うち、1.5kgを居酒屋さんに卸しました(笑)